STEPNは日本人ユーザーが多い
STEPNは特に日本で流行しています。
STEPNのDiscordを覗くと、公式アナウンスに対して国旗で返事をする文化(?)があるのですが、日本国旗が圧倒的一位です。また、公式Discord上で”あなたの国を選んでください”という問いかけがあったことがあったのですが、約4割は日本人でした。中国、フランス、ロシアなども多いです。
なぜ日本で流行っているのでしょうか?
流行っている理由
- 通信インフラが整っている先進国である
- 給料が少ない貧困国である
- ゲームとギャンブルが大好きな国民性
通信インフラが整っている先進国
日本は先進国です。
STEPNを使っているとわかりますが、GPSの精度が悪かったり電波状況が悪かったりすると、ムーンウォーキングと表示されGSTが稼げません。
ただしこういったことは稀で、基本的には日本中どこに行っても電波状況は良く人口カバー率は約99.9%と言われています。そのほとんどで4G回線もしくは最新技術である5G回線が利用できます。
また、みちびきという日本の衛星測位システムも2018年から稼働しており、センチメートル級の超高精度なGPSが利用できます。
通信インフラだけでなく、24時間安心して外を歩いたり走ったりすることも出来るほど安全ですし、世界的にみても道路整備状況は良いですよね。
STEPNが使われるための前提条件としては、日本はかなり恵まれているといえそうです。
給料が少ない貧困国
日本は給料が少ないです。
それはOECDが加盟諸国の年間平均賃金額のデータを公表していることから明らかです。
OECD加盟国平均より低いだけでなく、お隣の韓国以下の水準となっています。日本より低い国としては旧社会主義国や、ギリシャ、イタリア、スペインなどとなっています。
また、2000年から2020年の20年間で日本は1.02倍しか賃金が増えていないというデータもあります。
賃金が全く増えていないのにも関わらず、最近は物価が上昇傾向な上、急激な円安も進行していて将来は明るくありません。
こういった背景からSTEPNなどのPlay to Earnで稼ごうというマインドが動いているのかと考えられます。あわせて日本円の価値が下がっている為、仮想通貨への投資欲が上がっているという理由もあります。自国通貨が暴落しているロシアでもSTEPNは人気があるそうです。
ゲームとギャンブルが大好きな国民性
昔から日本人はゲームが大好きです。Switchの任天堂や、PS5のSONY(SCE)なども日本企業ですよね。
歩くスマホゲームというと一番有名なのはポケモンGOですが、ポケモンGOの国別の累計ゲーム内購入金額は、米国がトップで19億ドルでシェアは36.6%。日本は2位で32%とのこと。こちらを参照
また、日本はカジノはありませんがギャンブル大国といえます。
2021年度の競馬の売上は4兆9,044億円、ボートレースの売上は2兆3,926億円、その他にも競輪やオートレースなどの公営ギャンブルが存在します。また、宝くじ・totoなどの売上は例年1兆円弱ありますし、パチンコに至っては14兆6,000億円もの売上があるとされています。こちらを参考
日本中どこへ行ってもパチンコ屋は駅前にありますし、ギャンブルに興味がないような人でも宝くじは買っていますよね。スマホゲームでもレアガチャに高額課金する人が多いのはニュースなどでも度々報じられていることかと思います。
こういったゲームとギャンブルが大好きな国民性が、STEPNの魅力にとらわれ、流行っているひとつの要因なのではないかと思います。