STEPNとは?
STEPN(ステップン)とは、今仮想通貨界隈で大流行している歩くだけで仮想通貨が稼げるNFTゲームです。仮想通貨を使用してNFTのシューズを購入し、そのシューズを使って現実世界でウォーキングすると仮想通貨が稼げる仕組みになっています。ゲームなので、シューズのレベル上げやmintと呼ばれるガチャのようなものがあったり、ミステリーボックスという宝箱が手に入ったりします。
こういったゲームを遊んで仮想通貨を稼ぐゲームをPlay to Earn(遊んで稼ぐ)と呼んだりしますが、STEPNはMove to Earn(運動して稼ぐ)という新しいゲームとして注目されています。
STEPNの特徴を箇条書きでまとめてみます。
- Solana(ソラナ)という仮想通貨のブロックチェーン上で作られているNFTゲーム。
- GPSにて歩行を検知し、歩いた実績に応じてGST(Green Satoshi Token)という仮想通貨が稼げる。
- 始めるためにはNFTのシューズを購入する必要がある。
初期費用
まず、STEPNのアプリ自体は無料で利用可能です。
ですが最低限の初期費用としてNFTのシューズを1足以上購入する必要があります。
NFTシューズの価格は一番安いもので約9.2SOL(約14万円)〜でした。(2022年4月1日現在)
実際どれくらい稼げるのか
怪しくない?リスクは?
高い初期投資が必要な上に、高額な仮想通貨を稼げることから不安を覚える方も多いと思います。
実際に、ポンジ・スキームという詐欺の一種なのではないか?という声も上がっています。100%ポンジ・スキームではないとは断言出来ません。ただ実際に稼いだGST等を出金できていることは確かです。
STEPNがポンジ・スキームなのか?という記事がCoinMarketCapより公開されていますので、詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。(有志による日本語訳はこちら)
また、他にも以下のようなリスクがあると考えています。
- App StoreなどからBANされてアプリが削除されてしまう。
- 稼げるGSTの価格自体が暴落してしまう。
- 稼げるGSTの量が減ってしまう。
- 運営が破綻するなどして、アプリが使用できなくなる。
なので、STEPNを始める多くの人は、原資回収を最初の目標としてプレイしている人が多いかと思います。原資回収は今の状況だと数ヶ月で可能です。
始め方
用意するもの
当たり前ですがスマートフォンは必須です。iPhoneもしくはAndroidに対応しています。
そして最初のNFTシューズを購入するにはSolana(ソラナ)という仮想通貨が必要です。以前は日本国内でSolanaを取り扱う取引所が存在しなかったのですが、2022年2月にLiquid by FTXという取引所で取り扱いがスタートしました。
こちらの取引所などで事前にNFTシューズを購入するためのSOLを用意してください。
また、現在STEPNは紹介制となっており、アカウント作成にはアクティベーションコードが必要です。
STEPNの公式Discordからもアクティベーションコードは発行できますが、私のTwitterをフォロー&DMしていただければご紹介できます。
アプリのダウンロード
まずはアプリをダウンロードしましょう。以下のボタンからダウンロードするか、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playを開いて「STEPN」と検索してください。
アカウント作成
アプリをダウンロードして起動したら、アカウントを作成しましょう。
- Email address欄にメールアドレスを入力する。
- Send codeを押す。
- 届いたメールに記載されているコードをEmail verification code欄に入力する。
- LOGINを押す。
- Activation code欄にアクティベーションコードを入力する。
- Startを押す。
チュートリアル
無事アカウント作成ができたら、チュートリアルが始まります。
念の為、日本語訳を載せておきます。
- STEPNは、楽しいソーシャル要素とゲーム要素を備えたWeb3ランニングアプリです。
- ウォーキング、ジョギング、屋外でのランニングを開始し、エネルギーを消費してトークンを稼ぎましょう。
- アプリを使用するには、マーケットプレイスからNFTスニーカーを購入またはレンタルする必要があります。※レンタル機能は未実装(2022年4月1日現在)
- Spendingアカウントに資金を保管するために、SOLまたはSPL USDCをWalletにデポジットしてください。
- Spendingアカウントには、STEPNで使用できるトークンが表示されます。
- Walletには、外部口座との間で入金または出金できるトークンが表示されます。
ウォレット作成方法
チュートリアル最後の画面にありましたが、画面右上のウォレットボタンを押すと、ウォレット画面に遷移することができます。
STEPN内の口座にはSpendingとWalletの2種類あります。仮想通貨の取引所などからの送金はWalletに行い、シューズの購入などに仮想通貨を使いたい場合はWalletからSpendingに送金する必要があります。
逆に歩いて稼いだGSTなどを出金したい場合は、SpendingからWalletに送金した後に、取引所などへ送金する必要があります。
最初はまずウォレットの作成をする必要がありますので、以下に手順を記載します。
- ウォレット画面を表示する。
- 「Create a new wallet」を押す。
- パスコードを決める。
- パスコードを再入力する。
- 12個の英単語が表示されるので、メモしてから「I HAVE WRITTEN DOWN」を押す。
- メモした12個の英単語を順番通りに選択する。
- 「CONFIRM」を押す。
これにて、ウォレットの作成は完了です。
メモした12個の英単語は厳重に保管し、絶対に誰にも教えてはいけません。
もしスマホが破損・盗難にあってしまったり、機種変更をした際などにはウォレットを復元するための大切な情報となります。
ウォレットの使い方
取引所からウォレットへの送金方法
ウォレット画面の「Receive」ボタンを押すと、送金するためのアドレスとQRコードが表示されます。
お使いの各取引所から、自分のアドレスへ取引所の指示に従い送金してください。
いきなり全額を送金せずに、まず最小限の送金を試してみることをお勧めします。仮に誤ったアドレスへ送金してしまった場合は取り返すことが難しくなります。
ウォレットからSpendingへの送金方法
- ウォレット画面の「Transfer」を押す。
- 「To Spending」を押す。
- From:ウォレットからTo:Spendingになっていることを確認する。
- 送金する仮想通貨の種類を選択する。
- 送金する量を入力する。「All」を押すと全額が自動入力される。
- 「CONFIRM TRANSFER」を押す。
送金には少額ですが手数料がかかります。1回につき0.000005SOLかかります。(2022年4月1日現在)
プレイ方法
NFTシューズの購入
ゲームをプレイしてGSTを稼ぐには、NFTシューズをマーケットプレイスで購入する必要があります。
右下のカートボタンを押すと、マーケットプレイスに画面遷移しますので、お好きなシューズを選んで「BUY」で購入してください。並び順の変更やフィルタの設定などは画面上に表示されているボタンを押して設定してみてください。この辺は使ってみれば直感的にわかると思います。
最終更新日:2022/4/18 靴のレベルアップ費用について情報をアップデート NFTシューズの要素について STEPNのNFTシューズ(靴)には様々な要素が設定されています。それぞれ説明を書きますので、以下の情報などから自分にあったシ[…]
実際に歩いてみる
NFTシューズを手に入れたら、エネルギーが回復するまで待ちましょう。エネルギーがなくとも運動を記録することは出来ますが、GSTを手に入れることは出来ません。
エネルギーはシューズが1足の場合、最大2.0まで貯まります。
また、エネルギーは6時間毎に25%回復するようになっていて、日本時間の4時、10時、16時、22時にそれぞれ回復します。
エネルギーが最低0.5以上ある場合は、TOP画面の「START」を押して実際に歩いてみましょう。
こちらの操作画面も使ってみれば直感的に理解できるかと思います。
エネルギーを使い切ってしまうと、それ以上GSTを獲得することは出来ません。(運動記録の継続は可能です)
注意事項としては所有しているシューズの種類によって適正速度が異なるので、その適正速度内で移動するようにしてください。上記の例ですとシューズの種類がJoggerなので、4-10kmの速度で移動する必要があります。
また、屋内や高架下などGPSが届かない場所では速度が測定されずGSTを獲得することは出来ませんので、必ず屋外で運動するようにしてください。
注意事項
STEPNに限らず仮想通貨全般に言えることですが、ゲームとはいえ仮想通貨を稼いでいる場合は、税金の計算が必要になります!日本国内の仮想通貨に関わる税制はまだまだ先進国の中でも遅れていて、人によって意見が異なったりと、何が絶対正しいかという情報はありません。
私たちが最低限実施しておきたいことは、日々の収支を全て記録することです。エクセルやスプレッドシート等で良いので、日々いくらGSTを稼いだのか、いくらのシューズを購入したのかなどを記録しておくことです。特にランニング履歴は後からでも見ることができますが、シューズの購入などは記録が残らないため、その証拠としてスクリーンショットや動画を保存しておくことをお勧めします。